「Planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」
この作品は、原作は同タイトルのパソコンゲームで、2004年に発売されました。アニメと劇場版は2016年に公開されました。Amazonプライムで両方とも視聴可能ですよ。ゲーム版はプレイステーション2やプレイステーションポータブルに移植され、現在はSteamで購入可能です。AndroidやiOSでも配信されていますが、私はアニメ版をおススメします。
理由としては、全5話と短いし、上手くまとまっていてキャラの表情がとても豊富である事と、その後日談(というより完結編)である劇場版「planetarian ~星の人~」はアニメ準拠である事、声優の名演技が理由です。(ちなみにゲームでプレイすると、4~5時間くらいでクリア可能です。内容はちいさなほしのゆめのみ。ルート分岐もないノベルゲーです。)
そして劇場版はアニメの回想が半分、その後が半分くらいの割合ですが、回想は別の視点で描かれていて、ただの繰り返しではないので、アニメ版を見ていると楽しめます。
肝心の内容ですが、ロボットが既に実用化し、稼動している世界の話です。約30年前に始まった戦争によって滅んだ世界が舞台となっています。放棄され、「封印都市」となった町を訪れた「屑屋」と呼ばれる職業の青年が、プラネタリウムのコンパニオンロボット、「ほしのゆめみ」と出会う事から始まります。
ちなみに、作中の「封印都市」のモデルは、静岡県浜松市です。アクトタワーや駅前バスターミナルなど、忠実に再現されていますよ。地元民ならニヤリとします。
寒空の下、心に響く物語をいかがでしょうか?
※余談
2年前に劇場版見たときに書こうと思っていたが、当時はなんとなく書けなかったので今さら紹介する事にしました。写真は映画館でもらえるポストカード。ゆめみちゃん、そしてこの花束、いいですよね・・・