常在日常2

Livedoorブログで「常在日常」という日記ブログを書いていましたが、はてなブログへ移行しました。ブログタイトルの由来は常在戦場から。戦場ではないので日常にしてみるかという適当な思いつき。

基本無料ゲームへの課金を考える [運営側とゲームユーザー側を考える]

第1回 第2回 はこちら。

第3回目にして、最終回となる「基本無料ゲームへの課金を考える」。今回はゲームを提供する側(運営)にかかる費用を考えていきたいと思います。

世の中には基本無料サービスはたくさんありますね。youtubeしかりニコニコ動画しかりFC2然り。それらは全て、サーバー管理費と人件費がかかります。なので、広告を入れたりプレミアム会員という特権といったサービスによってサイトの維持費用を稼いでいます。

そして基本無料ゲームというものは、ユーザーの課金が無ければ維持できません。ざっと考えるだけでも以下の費用がかかるからです。個人やサークルはともかくとして、ゲーム会社にもよりますが、私達でも想像できるのはこれくらいでしょう。


基本無料ゲームにかかる最低限の運営費用 

  1.  ユーザーのセーブデータ&ゲーム内容のデータ保管を行う毎月のPCサーバーの維持&運営(開発)の人件費
  2. ゲームの宣伝費用
  3. ゲーム内イベント追加を行う際の企画、開発費用
  4. ゲームイベントのデータ追加(プログラムの実装)費用
  5. ゲーム内追加ストーリーやイベントのシナリオ執筆依頼(シナリオライターへの依頼)
  6. ゲーム内イ追加ストーリーやイベントのキャラクターの会話やイベント限定ボイス(声優へ依頼)
※他作品とのコラボの場合ではさらに版権も関わってきて負担がさらに増加します。


最初の基本無料で遊べるゲーム部分の範囲を開発した費用を含めれば、どんな基本無料ゲームも開始時は赤字です(サービス開始時やアップデートで追加に遊べる部分=無料で提供した範囲)。これからの課金で利益を出していく必要があります。
特に声優への依頼はアニメよりもゲームの方が何倍も依頼費用は高くなると言われています。一つのイベントを追加するのにかかる全ての人件費は、ごくごく小規模な基本無料ゲームでも、一つのイベント追加にかかる費用は最低でも100万円以上と思われます。

なので、ゲーム自体が好評でユーザー数が多くても、誰も課金をしない場合は毎月のサーバー維持や人件費、追加イベント作成などで莫大な赤字を抱える事になり、ゲームサービスが終了してしまいますソーシャルゲームの場合はガチャ課金、ネットゲームならば月額2000~3000円の費用がかかりますよね。ネットゲームの場合はその金額や課金アイテム等で基本的な費用を賄っています。イベントや他作品とのコラボを行う事で新規ユーザーの開拓、既存ユーザーの維持と、サービスから一旦離れた人々が戻ってくる流れを作ります。

なので、続いて欲しいゲームや、楽しんでいるゲームは微課金(¥500~¥1000)でもいいので気が向いたら課金はしたほうがいいかもしれませんね。何十万も生活費を削ってまで課金するのは感覚がおかしくなっているとしか思えませんが。サービスが終了しても構わない、基本無料で遊ぶ範囲で十分と言う方は生活に支障をきたさない範囲で満足するまで遊べばいいですし。 


全3回の「基本無料ゲームへの課金を考える」。いかがでしたでしょうか?拙い文章ながらも書いてみました。最近の日本のゲームユーザーや「日本の」ゲーム会社(どことは言いませんが)の在り方や、手口に不安を感じているので、自分なりのゲームの楽しみ方を書いてみました。





 最後に、「無料で遊べるのに課金するのは馬鹿らしい。」と巷ではよく聞きますし、私も表面上は周囲には同意していますが、その考えは危険だと断言できます。「タダほど高いものはない」これを体現しているものが現在の基本無料ゲームだからです。無料で始めて、自分の「線引き」を越えて欲しいキャラが出るまで何十万も使った方もいるのではないですか?

ですが、自分が抑制できる範囲であり、楽しめているのなら、それがきっかけで新しい付き合いも増えるし、共通の話題にもなるいいきっかけではないかと考えます。

ゲームに振り回されないでください。自分で欲望をコントロール出来なかった事から目をそらさないでください。その課金画面を開き、タッチしたのは自分です。それが、ゲームを楽しむ一人のファンとしての、ささやかな願いです。