今回、なぜニンテンドーswitchがここまで人気になったのか、考察したいと思います。
ちょうどニンテンドーダイレクトの日と重なりました。ビックリですw
私がニンテンドーswitchを買うまでの経緯
私がニンテンドーswitchに興味を持ったのは、とある実況者が「ゼルダの伝説 ブレスオブ ザ ワイルド」の実況をしていた頃です。
ニンテンドーswitchの発表時は、「あまり売れないのでは?」と考えていました。買うとしてもポケモンなどが発売したら選択肢として考えるつもりで、据置と携帯機の両立は難しいのではないかと考えていたからです。
しかし、発売から半年以上経つにつれ、コントローラに問題が発生したり、本体が熱暴走するなどの情報が出たりしましたが、それでも良い評判の方が多かった記憶があります。
私もある実況者のプレイ動画を見て、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に興味を持ち、switchを探して東京や地元を回りましたが、どこも売り切れで入荷待ちでした。
私がswitchを買えたのは、ゼノブレイド2の発売日に近くのゲームショップでたまたま入荷した時です。その時はゼノブレイド2と一緒に買いました。2017/12/1です。覚えやすい日です。
ニンテンドーswitchの良かった点
- 本体とコントローラが別のため、一部が壊れても部分的な買い替えができる。(従来の携帯機はボタンが壊れたら本体をサポートに送る必要がある)
- 据置と携帯モードの切り替えがドックから取り外すだけで手軽。
- microSDの容量のサポートが3dsより遥かに大容量になった。
- 家、屋外と場所を選ばずゲームを楽しむことができる。
- スリープからの復帰が簡単。
ニンテンドーswitchの不満な点
- 携帯モードの電池の保ちが悪い。(旧型はゲームによっては2時間くらいしか保たない)
- 本体とコントローラのつなぎ目が脆い。(片方に負担をかけるとコントローラのつなぎ目はおそらく折れる)
- テーブルモードで遊ぶにはスタンドが小さい上にすぐ倒れるので、自分でスタンドを用意する必要がある。
- 据置モードで遊ぶと本体を持ち出して携帯モードにする時、結構熱いことがある。
- ファンの穴を塞がないよう、定期的に気に掛ける必要がある。
1年使用した感想はこちらの記事で書いています。2017/12/1にゼノブレイド2と一緒に買ったので、もうすぐ4年になる初期型のグレーです。
当時は主に携帯モードか、テーブルモードでしか遊んでいませんでした。現在は据置モードとテーブルモードが半々といったところです。
なぜニンテンドーswitchがここまで人気になったのか
なぜニンテンドーswitchがここまで人気になったのか、大きく分けて2つの理由が考えられます。
1つ目の理由は、ゲームを遊ぶのに特化しているからです。完全にゲーム専用機だからです。
現在までのゲーム機は、CDが聞けたり、DVDなどが見れたりと、マルチメディア機として進化してきました。プレイステーション3以降はBDやDVD再生機、ニンテンドー3DSはカメラの撮影や音楽を入れてウォークマンとしての機能など。
確かに便利ではあるのですが、メニュー画面は複雑になっていき、ストア画面もホーム画面も選択肢が膨大すぎて開くのもウンザリします。私は当時からほぼ使用していませんでした。
ゲーム機なのにゲームに関係すること以外の情報量が足を引っ張って、メニューやストア画面の読み込みは遅くなり、見る気もない余分なピックアップニュースが増える。
これではゲーム機から遠ざかるのも当然です。
さらに言ってしまえば、これらの機能は現在のスマホがあれば十分です。ゲーム機には必要ありません。
これらの点が、ニンテンドーswitchではうまく改善されました。
ホーム画面はソフトが並び、他の機能は下のメニューに表示。ゲームをしたいなら上画面だけでいい。実にシンプルです。
さらに機能もスクリーンショットの撮影と動画の録画に絞られ、シンプルにゲームに関連することだけ考えればいいので、余分な選択肢に頭も使いませんし、労力は最小限です。
「ゲーム機が本来のゲームだけをする端末に戻った。」これがニンテンドーswitchが人気になった1つ目の理由だと考えます。
2つ目の理由は、ゲームを遊ぶ環境の選択肢が豊富だという事です。
たとえば私はプレイステーション4を遊んでいた頃、一旦区切りがついたらそのままスリープモードにして夕飯を食べたり、家事などをして一区切りつきます。
「さぁゲームを再開しよう!」と思ったら、テレビの前に戻るか、リモートプレイでvitaを起動してつなぐ必要があります。
ニンテンドーswitchは、据置モードもテーブルモードも携帯モードも、全て同じ手順でゲームを再開できます。
switchのスリープモードからのゲーム再開手順
- コントローラのホームボタンを押す。
- Aボタンを押す。
- ゲームを再開する。
この手順は、どのモードであろうと変わりません。そして、どこかの定位置でなくていいのです。家の中、外、どこからでも同じ手順で再開できます。
つまり、「ゲームを再開する」というモチベーションがそのまま保たれやすいのです。
たとえば途中で止めて、数時間開いて夜に「大画面でやるのはちょっとなぁ・・・」という気分の時は、ドックから外して携帯モードやテーブルモードでやればいいのです。
そして、やる気が出てきたらドックに戻して据置モードでプレイすればいい。やる気が出ないならそのまま携帯モードでもいい。選択肢が自由にあるのです。
本来ゲームは多くの人は娯楽のために遊びます。遊びたいなら遊べばいいし、ふと止めたくなったら止めればいい。switchは始めるのも止めるのも同じ手順数で簡単なのです。
switchのスリープモードにする手順
- ホームボタンを押す。
- スリープモードを選択する。
- ボタンを押す。
私の現在のゲーム環境
私の現在のゲーム環境は、ニンテンドーswitchとPC(主にSteam)です。プレイステーション4専用ゲーム(ブラッドボーンやアンチャーテッドなど)が遊べないのは不便ですが、ニンテンドーswitchの据置スペースを考えると、据置専用機は大きすぎると感じてしまいます。
写真は私のニンテンドーswitchの据置モードのスペース。これはジョイコンをそのままくっつけて遊んでいた時の写真。本体もジョイコンも充電中です。
もちろんこのままジョイコンだけ外してテレビモードで遊んだり、そのままプロコンを使用してテレビモードで遊ぶことも可能。この楽さに慣れてしまうともう戻れません(笑)
ドックにちょっと埃が乗っているので、この後ティッシュで上の部分をひと拭きしました。ゲーム機周辺の掃除のお手軽さなども人気の理由かもしれません。
このスペースがあれば据置ゲームとして遊べるのも魅力の一つ。もちろん周辺の掃除も手軽。
とにかくゲームに関する事以外の面倒事に割く時間が少ないのです。
もしも技術が発達して、プレイステーション4などがこれくらいのサイズでプレイできるようになれば買い戻したいですが・・・現実的に考えて厳しいでしょう。私も大人になってからはゲームを優先する時間は減っていますから難しいところです。
そしてそんなユーザー達をメーカー側もおそらく分かっている。だからこそニンテンドーswitchにどんどんソフトが集まっているのです。
同様にプレイステーションやXBOXなどの据置ゲームもSteamとマルチにする作品が増えてきている事からも窺えます。
今年の12月に発売される携帯PCゲーム機「Steam Deck」からも、ニンテンドーswitchを意識していることが分かります。
以上が、私が「ニンテンドーswitchがなぜここまで人気があるのか」を、考察した結果です。
実際に所持していると本当に快適で、私がプレイステーションvita以上に愛着を持つゲーム機がこんなにすぐに現れるとは思っていませんでした。
ニンテンドーswitchは私のお気に入りの機種となりました。(というか、vitaの理想の完成形では?)
プレイステーション4が2014/2/22に発売して7年続いているので、ニンテンドーswitchもそれくらい、もしくはそれ以上続いてほしいですね。
ちなみにニンテンドーswitchの発売日は2017/3/3。まだ4年と7か月しか経っていないのです。それにも関わらず現在のソフト数。驚きです。)