空の手帳を最近になって買いました。自分がたまたま行った本屋でお天気特集みたいなブースをやっていて、手に取って読んでみた際、面白かったのです。
毎日空を眺めるのは好きですが、雲などの区別がついていないので、ちょっと知りたいと思って買いました。
私は毎日空を眺めるのが好きです。なぜなら、一日も全く同じ日がないからです。
毎日見上げると変化があって、楽しいのです。あの青いキャンバスに今日は何が描かれているのか、見飽きたことは一度もありません。
この書籍を選んだ理由
- 外出に便利なコンパクトサイズ。
- ビニールカバーに入っていて便利。
- これ1冊で雲の種類、高さ、雲ができる仕組みなど、一通り初心者向けの解説が入っている。
- 雲の紹介が四季ごとにわかれており、季節によって開くページがすぐにわかる。
- めったに見られない雲の紹介なども入っている。
- 約200ページ、フルカラー。
- 空や雲に関する様々な雑学が入っている。
この書籍は、気象予報士でお天気キャスターとして長年テレビやラジオで活躍し続けている森田正光氏の監修していて、初心者にわかりやすく、興味を持ちやすい構成の書籍だと感じました。
読んだ感想
1月、2月と12分割ではなく、春、夏、秋、冬の4分割なので、ちょっと興味を持った人が試しに買うなら本当にちょうどよいのです。
実は以前も空に関しての書籍に興味を持っていたのですが、購入に至りませんでした。
使い方を想定した時、ほとんどの書籍は雲の解説だけなのです。たとえばその場で空を見上げても、本をパッと開いてどこのページを見ればいいのか、その時点から分からないのです。調べるのに時間がかかり、自分には敷居が高いなと感じて購入まで至らなかったのです。
この書籍は四季ごとに分類されており、「空を見て調べたいと思った時、まず最初にどのページを開けばいいのか。」という事がすぐに分かります。これはかなり便利ですし、時間の短縮になります。
「ちょっと調べてみよう」という感覚で使えるのは、すごく最初のハードルが低くて上手いな、と思いました。
空を見上げた後、今の季節のページを開くだけですから。
もちろん、厳密にはその季節だけの雲ではないかもしれません。(「本書について」でその点の言及があります)
しかし、それでいいのです。もしも雲について本当に興味があるなら徹底的に検索するなり雲の専門書なり何なり買っています。
「ちょっと興味が湧いたから載っていればいいな。」という外出時の気まぐれな好奇心を満たすのにちょうどよいのです。
デメリットがあるとしたら、空の手帳は大きさの割にちょっと価格が高めです。そのため、割高に感じるかもしれません。
しかし、これは私の持論ですが、本の価値は大きさや厚さではなく、必要な情報とその本のコンセプトにある、と考えているので、割高に感じても自分にとって読みやすい本を買います。
自分の直勘を信じて後悔したことはほとんどありません。
空の手帳の通常版の大きさ比較。Google Pixel 5とほぼ同じサイズです。気楽に持ち運べます。
家で読むならワイド版もおすすめです。私は持ち運び重視のため、通常版をあえて買いました。価格はほぼ同じです。もちろんワイド版の方が読みやすいです。
空の手帳の使い方
例えばスーパーに買い物に行った後、家で空の手帳を開いて「今日はこんな雲見かけたなぁ」と思ったり。
外出して見かけた雲を思い出し、立ち寄った喫茶店で「あの雲は入道雲だなぁ」とか思いながら、夏の雲について手帳のページを開いたり。
毎日何気なく眺めている雲を調べるというのは、外出が楽しくなります。雲って意外と情報が少ないので外出先で調べるのにちょうどいいです。
私は四季の冒頭のページに付箋を貼って、春夏秋冬のページをすぐ開けるようにしてあります。